時事問題のよさ
生徒が登校してきて4日目。月曜日始まりというのは暦が悪すぎる。
生徒も私も疲れてどうしようもない…(笑)
今年の持ち科目は、少人数の授業がほとんどだ。必修の「現代社会」が40人、選択の「倫理」が34人いるが、それ以外は2年「政経」が13人、3年「政経」が9人、学校設定科目「時事問題研究」も2クラスあって20人と11人。
おかげで、生徒と近い距離で授業ができる。生徒もすぐこちらに質問を投げかけてくる。
今日の「時事問題研究」では、オリエンテーションを兼ねて読売新聞社の「2016年10大ニュース」の国内編を確認した。
オバマ(前)大統領の広島訪問の話をしていると、「だから北朝鮮にアメリカがなんかやろうとしてるんだ…」という生徒。その生徒から「戦争になるの?」と言われたので、教室に持ち込んでいた読売新聞と朝日新聞を見せながらそれぞれの見解を整理して話す。他の生徒も興味を持って聞いていた。
「時事問題」を題材にすると、「自分の知っていること・知らないこと」を生徒が気兼ねなく出してくる。
知らなくて当然、知っているとなんだかカッコイイ…生徒からするとそんなものなのかもしれない。
テストではなかなか点数取れない生徒が「事情通」だったりして、「逆転現象」が起きるのもいい。
あとは、これを1年間持続できるかだが…
土曜日のありがたさよ!
土曜日が大好きだ。
目覚ましをかけなくてもいい。怠惰に過ごしても、もう1日ある*1
昨日はPTAの会合。体調が悪く、1次会で失礼させていただく。
自分のクラスの保護者の方とお話をする。いろんな生き方があるのだ、と「メウロコ」。
ぐっすり寝れたおかげか、風邪は完治。しかし、腰痛が激しくなっている。
昼食は馴染みの定食屋へ行ったが、ただただ腰が痛い。
コルセットを巻くと少しは良くなるが・・・。
4時に仮眠を取ろうと思って布団に入ると、8時になっていた。
そのあとは学習指導要領解説を読んで「気付かせる」という文言にどうも引っ掛かりつつ、ビールを飲み始めたらどうでもよくなって中島みゆきを聞く。
3缶目の途中でどうしようもなく酔っ払った。
「うそつきが好きよ」という曲を聴いて、自分も酒を飲んで「とんじゃう」のもいいかもしれない、と思ってしまった。
あぁ、もうどうしようもない。
*1:だいたい、次の日も怠惰になるのだが・・・
2月は鬼門である
毎年、冬はどうしようもなく落ち込む。
去年も一昨年も、1月に2日間年休を取っていた。
今年は、毎朝の「テレビ体操」の効果もあってか例年よりはマシな感じだったが、2月に入ってついに限界、風邪にかこつけて2日間年休を取り、ひたすら家で寝る。
3年生が家庭学習期間に入って持ち時数はいっきに減った。でも、仕事がはかどったかというと・・・???
何もしないよりまし、と思い指導要録を少しずつ作り、来年度の持つか持たないかわからない科目のシラバスを作り、それでも飽きたら学習指導要領解説を熟読したり、「全国大学入試問題正解」をひたすら解いたり・・・ちょっとずつでも、前進したい。
自分のホームルームでも、どことなく漂う閉塞感。
でも、今日のロングホームルームでは久しぶりに笑いが起きた。クラス全体が笑っていたのは、ほんとに久しぶりだ・・・そうだ、この感覚が欲しいんだ。
でも、生徒どうしの横のつながりがないのだ。それを意図的に作れなかった担任の責任。
トラブルは起こるものと心得よ、と言う。そうは言っても、なかなかね・・・起こると辛いものは辛い。
でも、目の前のことを真摯にやっていくしかないのだよ。あぁ、四大目指して勉強している自分のクラスの子に言っていることが、自分に返ってきている。
ストレスが腰にくるようになった。座ってられない。立ってられない。夏樹静子の「腰痛放浪記」を思い出す。
大学合唱団のOBステージに出たり、某合唱団の演奏会にオンステしたりで、音楽に触れられたのが救いだった。
いつまでもいつまでも、この生活が繰り返されていくのだろう。いつか抜け出せるのだろうか。