たのしい教師生活

高校教員7年目、地歴公民科担当。「たのしい」教師生活にするべく日々奮闘中。

振休1日目

先週末が学校祭だったので、火曜水曜と振替休日。

1.相澤直人『合唱エクササイズ ニュアンス編』が届いたので読んでみたが、座右の書となりそうだ。この本にある通り楽譜を分析して練習で提示してみたら、たしかに音楽が立体的になった。自然に感じていることを自覚化・明示化できることの意義は大きい。

 

2.我々は振替休日でも世間様は平日。進路関係の電話がたくさんかかってくる。留守番電話にしてしまえばこの応対もなくなるのに。

 

3.午後は歯医者へ。こういうタイミングでもないと病院にも行けない。歯が1本悪くなっていて、神経をとる治療になるそうだ。3月まで行っていた歯医者では何も言われなかったのだが…

 

4.この時間から酒を飲んでいられるのは何とも素晴らしいことだ。

異動後3ヶ月

学校祭も終わり、夏休みまであと1週間となった。

学校祭期間は普段と違う気の使い方をするので疲れるのだが、昨年度までとちがってサボったり脱走したりする生徒がいないのでまったくもって気が楽だった。

来年度からは、生徒の力を伸ばす特別活動の指導について検討して行く余裕がありそうだ。

異動…何日目になったのか

異動6日目までしか記録は続かなかった(笑)

 

いざ始まると、最初の3日間は自分のクラスのホームルームで出ずっぱり、4日目からは授業が始まってその準備に追われ、去年までと違って部活動指導にも精を出し…忙しいものは忙しい。

 

今年度の持ち科目は、日本史A、日本史B、政治・経済。

日本史Aは初めて持つ。今は開国のあたりだから2年前の日本史Bでやった記憶があるが、明治に入ると未知の世界だ。ただ、世界史Aを持った経験が日本史や政治・経済に生きている。日本史Aを教えることで、政治・経済を教えるための「基礎知識」を得られるだろうと思うと楽しみである。

異動6日目

・部活と入学式準備で土曜日だが学校へ。部活のために土日に学校出てくるのは2年ぶりか。昨年度は受験生対応で出ずっぱりだったからたいして変わらない。

 

・入学式準備は、目の前のことをやるしかなかった3年前の自分より成長していると感じている(笑)種々の本を読んだら、「あぁ、そういうことね」とすぐわかる。

 

 

 

学級を最高のチームにする! 365日の集団づくり 高校

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異動4日目

・部活は、春休み中にできるだけ時間をつくって行くことにした。「同じ空間に長くいることが、信頼関係への第一歩」というのは大学の講義(「カウンセリング論」か、「対人関係論」か?)で聞いた言葉だ。

 

・練習すればするほど、合唱部顧問としての楽しさと恐ろしさがやってくる。どれだけ生徒たちのための練習になっているのか。

 

・この子たちには、三善晃作品が似合っている気がしている。来年3月の演奏会では三善作品を取り上げて、アンコールで「雪の窓辺で」をやろうか、なんていう思いつきも出てくる。

 

・赴任してすぐに担任である。「2周目」は、教室環境の整備に時間とお金を使う。画鋲と磁石を使わずに掲示するために、「掲示用両面テープ」なるものを買ってみた。その効用やいかに。

 

3M スコッチ 掲示用両面テープ 壁紙用24mm幅x1m ロール 8602R

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異動2日目

・家具と家電が入りインターネットもつながり、だいぶ日常の生活が戻ってきた。あとはテレビの設定と風呂掃除、荷物の開封だ。

・風呂がなくても大丈夫な場所にやってきた。家から10分以内に3軒も温泉がある。どこも泉質は「優等生」。ガツンとパンチがあったり癖があったりするわけではないが、まったくもって十分である。

・といっても、まだ向こうに荷物(本30箱)が残っている。それは来週届く。

・まだ部活の生徒としか接していないが、前の勤務校とのちがいに少し面食らっている。この学校であれば「高校の」先生がちゃんとできるかもしれない。

・今年度の持ち科目は日本史A、日本史B、政治・経済。日本史Aは4クラス行くが、教員になってはじめて複数回同じ授業ができる。やっているうちに深まったり修整できたり、今までとはまた違う感覚が味わえそうだ。

異動

・異動である。離任式の後、授業に行っていない学年の生徒が何人か、「先生の授業受けたかったのに!」と声をかけてくれた。私にとっての、最大の褒め言葉だった。

・引っ越しである。本だけでダンボールが30箱。17箱分古書店に売ったのだが…1年間読まなかった本は売るなどのルールを決めないと無尽蔵に増え続ける。

・次の学校では、合唱部の正顧問。指揮を振ることになった。自分の専門の、しかし(正直言って)マイナーな分野ゆえに、教員人生の中で振ることもなかなかないだろうと思っていたが。いくつかの偶然と幸運の結果である。