たのしい教師生活

高校教員6年目、地歴公民科担当。「たのしい」教師生活にするべく日々奮闘中。

なぜ太字になっているのか

テスト期間は早く帰って本を読むチャンス。今回はハヤカワノンフィクション文庫から数冊ピックアップ。

 

日本‐呪縛の構図:この国の過去、現在、そして未来 上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

日本‐呪縛の構図:この国の過去、現在、そして未来 上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 「海外から見た日本」という視点が非常に新鮮。

何より、この本の第3章を読むと、科目「日本史A」の流れが非常によく掴める。

たとえば、

金銀の交換比率が異なった

→金の海外流出but関税自主権なし=流出を防ぐ手段なし

→資本の蓄積不可能=軍備拡大等も不可

→農民からの「搾取」=地租改正、松方財政 but自由民権運動による「下からの反乱」

…という具合だ。

 

今年の授業をやっての反省は、教科書の太字(黒板では黄色で書くような)用語が「なぜ太字になっているのか」を明らかにできなかったことだ。

それがその時代を特色づける概念やできごとなのか、それとも別な事象を発生させる原因なのか…そういうところを教える側が理解しておかなければ、生徒はわかるはずがない。

 

次年度以降の持ち科目はまだわからないが、この反省は覚えておこうと思う。