夏休みも明けて
気がついたら、前回の記事から2ヶ月が経とうとしている。
書こう、書こうと思いつつなかなか書けなかった。こういうのは毎日書かないと遠のいてしまう。
学校祭、夏休みが終わり2学期。
2年生の夏休み明け、ここからは見学旅行に向けて雰囲気を高めていき、部活は3年生が抜けた新体制。
はじめて出会う状況ばかりだが、それこそが自分を高めてくれるにちがいない。
授業は、日本史Bが鎌倉時代、世界史Aがナポレオン、現代社会が資源循環型社会、倫理が日本仏教の展開。
日本史Bでは、「鎌倉幕府は御家人の土地支配を保障することが生命線だった」という1点を、いろんな角度から捉えられるように進めている。
「源義経の書状」を紹介し、源頼朝がなぜ怒ったのかを考えさせる。
「なぜ関東地方の武士たちは源頼朝に従ったのか」という観点から鎌倉幕府の機構を確認する。
「北条政子の演説」を読み解くことで、「ひとたび出れば開いた花も落ち、枯れ木に花が咲く」と言われた上皇の宣旨よりも頼朝からの「ご恩」が御家人たちにとってありがったことを再確認する。
その流れで「御成敗式目」が公平な裁判を保障することの意義をわかってもらう。
安井俊夫先生の授業プリントや方法を参考にしているが、ダラダラ教科書を解説するのではなく、1時間の授業で掴んでもらう内容を明確にし、具体的なエピソードから人間の姿が見えて来る方が楽しく授業に参加できるようだ。