たのしい教師生活

高校教員7年目、地歴公民科担当。「たのしい」教師生活にするべく日々奮闘中。

受け止めきれない豪速球

勤務校は、明日から通常通りの動きとなる。

生徒は緊急事態宣言下で「適切に」振舞っていたようで、ほぼほぼ外出せず自宅にいたようである。

2ヶ月も家で休んでいたところに、いきなり8時半から15時半まで拘束される。50分間、姿勢を正して座り続けるという苦行を1日6回繰り返す、という習慣を取り戻すところから始まる。

 

だが、教師の方はどうか。緊急事態宣言が出ていたとは言えど、出勤はしていた。なんなら、仕事の合間にバドミントンやバスケットボールで体を動かしていた(私ではないが)ぐらい、持て余している(感染者がいない地域だったが故の状況ではある)。

 

ここに落とし穴がある。

 

生徒は授業を受けるだけでも苦しいのに、教師はもう「肩が暖まりまくっている」状態なのだ。しかも、教師の方は教科担任制だから1日多くても4コマぐらいだ。そうなると、「学びの保障」という名分のもと汗をかきかきペースを上げてガンガンやっても、教師は「今日のビールは美味いぞ〜」ぐらいの感じで出来てしまう。

そんな授業を6時間連続で受けさせられる方は、溜まったもんじゃないだろう。

 

私としては上手く生徒と波長合わせをして、無理なくやりたいと思っているが。