副作用
「満身創痍」である。
月曜日は整形外科、火曜日は内科。
薬は合計7種類。
異変はチャイムの音からだった。「半音低い・・・!」
よく耳をすませると、印刷機の音もコピー機の音もすべてが半音低い。
家に帰ってきて音楽を聴いていたら、みんな転調している・・・
調べてみたら、「フラベリック」という咳止めの副作用らしい。
自分に聞こえる音、自分が感覚で受け取っているものが他の人とはちがう、という経験。
自分の感じていることを他者もまた同じく感じている・・・このように考えてよいとする基礎づけはどこにあるのだろうか?
こんなことを考えるぐらい、非常に新鮮だ。生活していて違和感しかないが。
「顔があまりにも赤い。怒っているのでは?」と言われたが、これも副作用か?
そのせいか、生徒も先生方も誰も話しかけてこなかったので仕事がはかどった・・・(笑)