「12月8日」を意識する(世界史A)
「12月8日」と板書する。
「この日、何があった日かわかる?」
『振替休日!』(2年生は、見学旅行の振替だった)
「そうだね、ゆっくり休めた?(笑)じゃあ、この年の12月8日は・・・」
1941年と書き加える。
「この年のこの日、ラジオからこんな放送が流れてきました」
当時のラジオニュースを流す(https://www.youtube.com/watch?v=PD_yXR7MOCE)
クラスによっては、最初に流れる音楽が「君が代」に聞こえたらしく、口ずさんだ生徒もいた(笑)
「ニュースの内容はなんだった?」
『戦争がはじまった』「どこの国が戦争をはじめたの?」『日本とイギリス、アメリカ』
「戦闘が起こった場所は?」『シンガポール』『ハワイ』
「この時のハワイの様子が教科書に載っています」
教科書にある真珠湾攻撃の写真を黒板に投影する。
「この4年後の8月15日の新聞です」
歴史教育者協議会(2005)『新聞号外で見る戦後』にある新聞を黒板に貼る。
「『嗚呼一億慟哭、閣下に深謝』とある。意味はわかるかな?」