たのしい教師生活

高校教員7年目、地歴公民科担当。「たのしい」教師生活にするべく日々奮闘中。

less is more

1.今日は、授業が6時間中5時間。そんな忙しい日に限ってさらに忙しくしてくれる生徒たち…(苦笑)久しぶりに「働いた!」という実感のある日だった。

2.1時間目は政治・経済。民族紛争について。「映像の世紀」で旧ユーゴスラビア紛争について視聴させてから解説。あとは駆け足。"less is more"の精神で、事項羅列型にならないようにしたいのだが、なかなかそうできない。

3. 日本史は寛政の改革。調べてみると松平定信が老中になったのは29歳、七分積金が銀座の煉瓦街を産んだ、囲米は幕府の制度として定着した…というので、この改革の意義が少しわかった気がする。一番嬉しかったのは、天明飢饉の際、日本全体では140万人ほど人口が減少したが白河藩では餓死者が出なかった上に人口が3000人増加した、という話をしていたら「それって何でですか?」と生徒から質問が出たこと。問いを持つことからすべてが始まるわけで、問いを持たせることに成功したのだ、ということで大変嬉しかった。

4.地理はヨーロッパ地誌。オクトーバーフェストの写真からドイツの農業を、イタリア料理のメニューから地中海式農業を説明。食べ物の話から入ると、農業のこともわかりやすいようだ。

5.年明けの研究発表、そろそろ書かないとなぁ。と思いながら忘年会の余興の準備をしてしまった。これではいつまでも発表できない(笑)でも、忘年会の余興の方が、大事な仕事なんだよなぁ…(笑)