たのしい教師生活

高校教員7年目、地歴公民科担当。「たのしい」教師生活にするべく日々奮闘中。

異動…何日目になったのか

異動6日目までしか記録は続かなかった(笑)

 

いざ始まると、最初の3日間は自分のクラスのホームルームで出ずっぱり、4日目からは授業が始まってその準備に追われ、去年までと違って部活動指導にも精を出し…忙しいものは忙しい。

 

今年度の持ち科目は、日本史A、日本史B、政治・経済。

日本史Aは初めて持つ。今は開国のあたりだから2年前の日本史Bでやった記憶があるが、明治に入ると未知の世界だ。ただ、世界史Aを持った経験が日本史や政治・経済に生きている。日本史Aを教えることで、政治・経済を教えるための「基礎知識」を得られるだろうと思うと楽しみである。

異動6日目

・部活と入学式準備で土曜日だが学校へ。部活のために土日に学校出てくるのは2年ぶりか。昨年度は受験生対応で出ずっぱりだったからたいして変わらない。

 

・入学式準備は、目の前のことをやるしかなかった3年前の自分より成長していると感じている(笑)種々の本を読んだら、「あぁ、そういうことね」とすぐわかる。

 

 

 

学級を最高のチームにする! 365日の集団づくり 高校

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異動4日目

・部活は、春休み中にできるだけ時間をつくって行くことにした。「同じ空間に長くいることが、信頼関係への第一歩」というのは大学の講義(「カウンセリング論」か、「対人関係論」か?)で聞いた言葉だ。

 

・練習すればするほど、合唱部顧問としての楽しさと恐ろしさがやってくる。どれだけ生徒たちのための練習になっているのか。

 

・この子たちには、三善晃作品が似合っている気がしている。来年3月の演奏会では三善作品を取り上げて、アンコールで「雪の窓辺で」をやろうか、なんていう思いつきも出てくる。

 

・赴任してすぐに担任である。「2周目」は、教室環境の整備に時間とお金を使う。画鋲と磁石を使わずに掲示するために、「掲示用両面テープ」なるものを買ってみた。その効用やいかに。

 

3M スコッチ 掲示用両面テープ 壁紙用24mm幅x1m ロール 8602R

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異動2日目

・家具と家電が入りインターネットもつながり、だいぶ日常の生活が戻ってきた。あとはテレビの設定と風呂掃除、荷物の開封だ。

・風呂がなくても大丈夫な場所にやってきた。家から10分以内に3軒も温泉がある。どこも泉質は「優等生」。ガツンとパンチがあったり癖があったりするわけではないが、まったくもって十分である。

・といっても、まだ向こうに荷物(本30箱)が残っている。それは来週届く。

・まだ部活の生徒としか接していないが、前の勤務校とのちがいに少し面食らっている。この学校であれば「高校の」先生がちゃんとできるかもしれない。

・今年度の持ち科目は日本史A、日本史B、政治・経済。日本史Aは4クラス行くが、教員になってはじめて複数回同じ授業ができる。やっているうちに深まったり修整できたり、今までとはまた違う感覚が味わえそうだ。

異動

・異動である。離任式の後、授業に行っていない学年の生徒が何人か、「先生の授業受けたかったのに!」と声をかけてくれた。私にとっての、最大の褒め言葉だった。

・引っ越しである。本だけでダンボールが30箱。17箱分古書店に売ったのだが…1年間読まなかった本は売るなどのルールを決めないと無尽蔵に増え続ける。

・次の学校では、合唱部の正顧問。指揮を振ることになった。自分の専門の、しかし(正直言って)マイナーな分野ゆえに、教員人生の中で振ることもなかなかないだろうと思っていたが。いくつかの偶然と幸運の結果である。

3月のもろもろ

3月1日、卒業式だった。

泣くまい泣くまいと思ったが、最後のホームルームで話し始めたらもうダメだった。

3年間という月日は、重かった。

 

3月6日、国公立大を受験した生徒の合格発表だった。

合格していた。

「一本釣り」をした生徒で、最後はマンツーマンで講習をやった。

塾講師時代を思い出しながら、国語以外の全教科を教えた。

たぶん生徒は私のことを嫌いになっただろうが(苦笑)、合格しさえすればそれでいい。彼のこれからの人生に、私はいないのだから。

大学で、大いに羽ばたいてほしい。

 

昨日からは高校入試。学力検査、面接、採点と続く。

リマインダー

このブログから、ずいぶん長く遠ざかっていた。

1年前の記事の「リマインダー」が届いたので見てみたら、やはりその時々のことを書き起こしておくことは自分の助けになることを実感した。

 

・別に体調を崩したわけでもなく、来週には自分にとって初めての卒業生を出す。

・クラスの生徒を「一本釣り」し毎日18時まで補講。明後日には国公立大の前期入試である。